ピアノ公開試演会

斎藤龍プロデュース Yokohama PODIUM

2017年10月 未定 横濱ノアスコンアートサロン 無料

2017斎藤龍プロデュース 横浜ポディウム(公開試演会)予定

演奏者 東京藝術大学音学部学生

演奏日程

10月  未定      横濱ノアスコンサートサロン

※公演予定は変更することがありますのでホームページでご確認ください。

 

Podium という公開の試演会

スイス留学中に私の在籍していた大学では、Podium ポディウム(独:舞台)という名の公開の 試演会がありました。人前で演奏する勉強のためのものです。

他のドイツ語圏の音楽大学で言うKlassenstunde (直訳するとクラス授業、クラスの時間)やVorspiel (人前で演奏すること)というものと同じです。

音楽を学ぶ者が経験を積む場ですから勿論聴くのは無料でしたし、聴衆は恩師をはじめ同じ門下の友人や学校の仲間たち、出演者の身内、近所のおじちゃんおばちゃんの方など様々で、その時間に気が向けば誰でもが聴きに来られる開かれたものでした。

幸いなことに私の恩師は毎週のようにPodiumを企画開催し、希望すればいつでも参加できたのです。無謀にも私は出来るだけこのPodium に参加し、人前に出る恐怖に慣れ (無くなりはしませんが!) ハイペースで曲を仕上げる方法を学びました。それは当時の私にとってこれ以上ない貴重な体験でした。 人前という緊張感の中で自分が思うように表現することはとても難しいことです。良くも 悪くも人前でしか体験できない「何か」を掴むためには人前に出るしかないのです。 いつしか自分も教えられる側から伝える側へと転じ、自身が受けた恩を若い人にも還元する年齢となったようで、学生から「試演会をやってほしい、本番前に人前で演奏できる 環境がほしい。」と最近要望が出たのをきっかけに、せっかくなら学内だけでなく色々な 方に聞いてもらえたら良いのでは?と考えこの企画を立ち上げることにしました。 当面は東京藝大ピアノ科の学生でやりますが、もしかすると今後受験生や大人の趣味の枠も作るかもしれません。

Podiumを成り立たせるには次の2つ条件が必要です。

1.出演者の心得

・出演者は一生懸命に練習して人前で聴かせられるレベルにしようと努力し、真摯に演奏すること。

2.お客様へのお願い

・聴いてくださるお客様が不可欠です!無料で好きなだけ聴いて下さい!

・ただしコンサートではありません。あくまで人前で弾く舞台慣れのための試演会ですのでまだ発展途上かもしれませんが聴 いていただければありがたく思います。

・演奏者間の出入りは自由です。途中からでも途中で切り上げても一向に構いません。 ただし演奏の途中での出入りは禁止します。一人の演奏者が複数曲演奏する場合は、曲間 も含めて一つのステージだと考えておりますのでどうぞご配慮くださいますようお願いい たします。

出来る限り継続してこの会を持ちたいと思いますので皆様のご支援をよろしくお願いいた します。 最後になりましたがこの会の趣旨にご賛同、多大なご協力を頂きましたノアス横浜コンサー トサロン様には心より感謝申し上げます。

音楽が日常的な文化として根付き、常に近くにあり、誰にとっても素敵で開かれたもので あって欲しいと願って。

                                 斎藤龍


(斎藤龍プロフィール)

1981年生まれ。3歳でピアノをはじめる。神奈川県立希望ヶ丘高等学校卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ科を同声会賞、日本ピアノ調律師協会賞を得て卒業、同大学大学院修士課程修了。チューリッヒ芸術大学大学院コンサートディプロム Konzert Diplomを最優秀で修了し、同大学大学院ソリストディプロム Solisten Diplom修了。 第16回ブラームス国際コンクール第3位及び審査員特別賞をはじめ受賞多数。友愛ドイツ歌曲コンクール最優秀共演者賞。これまでにソリストとして神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、横浜フィルハーモニー交響楽団、オンディーヌ室内管弦楽団、横浜市立大学管弦楽団、市川交響楽団、アンサンブルフィガロ、横浜シティフィルハーモニック、ヨハネス・ブラームス・フィルハーモニカー、ユンゲフィルハーモニーザルツブルク、チューリッヒ芸術大学オーケストラと共演。 首都圏やヨーロッパでのリサイタルをはじめ、国内外の様々な音楽祭やコンサートにソロや室内楽で出演、演奏活動を精力的にしている。ドイツ音楽、特にベートーヴェンやブラームスには定評があり、2011年から13年にかけてベートーヴェン・ピアノソナタ全曲プロジェクトを挙行。2014年には日本ベートーヴェンクライス主催コンサートに於いて師である迫昭嘉氏とピアノ2台による「第九」(リスト編)で共演、2016年にも再演し好評を博す。また現在、新進気鋭のヴァイオリニスト滝千春氏とベートーヴェンヴァイオリンソナタ全曲シリーズを進行中。ピアノを深谷直仁、杉浦日出男、平尾はるな、加藤美緒子、加藤一郎、小林仁、迫昭嘉、ハンスユルク・シュトゥループの各氏に、合奏及び室内楽を北川暁子、渡辺健二、辛島輝治、漆原啓子、コンラート・リヒター、ウルリッヒ・ コエッラの各氏に師事。現在ソリスト、室内楽奏者、伴奏者としての演奏活動の傍ら、様々なコンクール審査や東京藝術大学、沖縄県立芸術大学、洗足学園音楽大学において後進の指導にもあたっている。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員、日本ベートーヴェンクライス会員、横浜音楽文化協会会員。2013年アルバム「Ryu Plays Schumann, Schumann, Brahms(FLCP21023)をリリース。(レコード芸術準特選盤)。

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